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老化防止!注目の『糖化』で老化!糖化防止の5つのコツと食後の実践

糖化とは?

糖化』という言葉、皆さんは聞いたことがありますか?

糖化老化病気不調を引き起こす原因として今注目されています。

私たちの体はタンパク質でできていますが、タンパク質は体内に入ってきた糖と結びつきやすい性質を持っています。
このタンパク質と糖が結合すると『AGE(糖化最終生成物)』という老化促進物質を生み出します。
AGE(糖化最終生成物)は血中に糖が多い状態で作られるので、糖の過剰摂取ではより生み出されやすくなります。

①体内に糖がたくさん入ってくる→②タンパク質と結合する→③AGE(糖化最終生成物)を生み出す
この流れによってAGE(糖化最終生成物)がたまっていくことが『糖化』です。

なぜ糖化がいけないの?

糖化がいけないのは、糖化によって生み出されるAGE(糖化最終生成物)に理由があります。
このAGE(糖化最終生成物)が増加すると、血管や筋肉、肌などタンパク質で出来た組織が劣化しもろくなり、本来の役割を果たせなくなります。

血管のタンパク組織が劣化すると、血管壁に炎症が起こりやすくなり、動脈硬化の危険性が高まります。

また、動脈硬化によって心筋梗塞脳梗塞のリスクも高まります。
糖尿病の人は、腎臓や目などの細い血管がもろくなり、合併症の確率も高まります。
その他に、肌のタンパク質が劣化すれば、たるみやくすみ、シワなどの老化を加速させます。

つまり、糖化が進んでいる人は、老化が極端に早くなる!
体もボロボロに!

糖化が引き起こす深刻な機能低下

私たちの体の大部分はタンパク質でできています。
肌や髪などのコラーゲン、筋肉、血管、臓器などほとんどがタンパク質をもとに構成されています。
このタンパク質にAGE(糖化最終生成物)が結びついてしまうと、正常な働きができなくなってしまいます。

肌のハリや柔軟を保っているコラーゲンも、このAGE(糖化最終生成物)が正常なタンパク質にまで影響を及ぼしていくので、肌質の低下が著しくなります。
もちろん、コラーゲンによって支える力がなくなってしまうのでたるみやシミ・シワにもつながっていきます。

また、AGE(糖化最終生成物)が増えることによって糖尿病のリスクも高まります。
恐ろしいのはすでに糖尿病の人の糖尿病合併症です。
AGE(糖化最終生成物)が増えると、この糖尿病合併症がどんどん加速してしまうのです。
腎臓の機能が低下すれば糖尿病性腎症が起こります。
さらに、目の網膜の裏側に張り巡らされている毛細血管がAGE(糖化最終生成物)によってもろくなれば、出血して失明する恐れもあります。

AGE(糖化最終生成物)は認知症やアルツハイマーについても大きな影響があります。
アルツハイマー病の原因である、「老人斑」という脳にできたシミを調べるとAGE(糖化最終生成物)がたくさん検出されるそうです。

その他、糖化が進むことで骨質の悪化にも影響があります。
骨はカルシウムとコラーゲンでできていますが、このコラーゲンの中にAGE(糖化最終生成物)が入り込んでいき、骨の構造がもろくなっていきます。

さらに、疲れやすさや体の不調も糖化の影響の可能性があります。
AGE(糖化最終生成物)は体の様々な細胞の機能低下を加速させます。
それにより、免疫力が低下したり内臓の働きが悪くなり、疲れやすさや体の不調につながっている可能性も考えられます。

食後1時間に最も増えやすいAGE(糖化最終生成物)

糖化は、食後、血液中に余分な糖が溢れている状態=高血糖状態で発生します。
もし、自分の体が糖化しているのかどうかを知るには、空腹時の血糖値ではなく食後の血糖値の測定を行えば有効です。
食後は誰しも血糖値は上昇するものですが、糖化が進んでいる人は正常な人に比べて上がり方が異なります。
糖化が進んでいる人は、食後の血糖値が上がったまましばらく下がらないという特徴があります。
食後の血糖値が上がり、AGE(糖化最終生成物)が1番出来やすいのが、食後1時間です。
この食後1時間の時点での血糖値を目安にすると良いでしょう。

また、食後に必ず眠くなる、気持ち悪くなるほど毎食食べ過ぎてしまう、などの傾向がある人は食後の血糖値が高くなっている可能性が高いです。

AGE(糖化最終生成物)は食後1時間に増産されるので、この食後1時間の時点で高血糖状態にならないようにするのが糖化を防いでいくポイントです。

【食べ方の基本】と【5つのコツ】で糖化を防いで老化にストップを!

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糖化は、血液中に余分な糖分が溢れている高血糖状態で進んでいきます。
血糖値を急上昇させるような糖質の摂り方がポイントとなってきます。

ご飯やパン、うどん、お蕎麦、パスタ、ジャガイモなどの炭水化物、チョコレートやケーキ、おまんじゅうなどのお菓子類、砂糖入りのジュース、これらの食べ物を過剰に摂取する生活が続いていると、高血糖状態になりやすく、糖化が進む可能性も高まります。

しかし、本体、糖はエネルギー源となるものなので、食べ過ぎや糖の過剰摂取がなければ、極端な糖質制限はする必要がないと、医学的に言われています。

また、高カロリーのものを続けない、というのもポイントです。
ラーメンやカレー、お寿司などの高カロリーのものは、『3日に1度』という法則で、連続するのさえ避ければ問題はないそうです。

【糖化を防ぐ5つのコツ】

①『懐石食べ』で血糖値の急上昇を防げる
野菜→肉・魚→炭水化物 この順番で血糖値の上昇が緩やかに

②緑の野菜をたくさん食べる
毎日『両手一杯分』は食べる

③糖化した食品を摂取しすぎない
加工食品、加熱しすぎた食品は糖化しています

④昼食は食生活のトータルバランスを調整
1日3食のトータルバランスを考えて昼食に何を食べるかを決める

⑤食後1時間に体を動かす
食後1時間が重要

このように、極端な生活習慣の変化ではなく日々少しづつの積み重ねで糖化=老化を防ぐことができます。
糖は本来はエネルギー源となる大切な物質です。
糖とどう上手く付き合っていくかがポイントですね。

糖によって寿命を縮めてしまうのではなく、私たちの身体のために役立てて健康的に年齢を重ねていきたいですね。
ぜひ出来ることから普段の生活習慣に取り入れてみましょう!

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