ハーブには効能があります
ハーブをお茶として楽しむハーブティーは、その香りによるアロマテラピー効果と飲用による薬理効果の両方が期待できます。
飲用することにより、精油だけでは利用できないお茶に溶け出したタンニン・フラボノイド・ビタミン・ミネラルなどの水溶性成分を活用することができます。
ハーブティーの効能は大きく分けて3つに分類されます。
①リラックス効果・・・心や身体の鎮静、緊張や不安、イライラなどを緩和してバランスを取り戻す
②リフレッシュ効果・・・心や身体に活力を与える強壮作用、疲労回復など
③デトックス効果・・・体内の毒素排出、利尿作用、新陳代謝を高めるなど
さらに、ハーブティー全てに共通する効果があります。
■抗酸化作用
■食物繊維を多く含む
■ノンカフェイン
■コレステロールの排出
これらは全てのハーブに共通する効果・効能です。
妊娠・つわり中にハーブティーは飲んでもいい?
何を受け付けるか分からないつわり中
妊娠していることが分かり、しばらくすると辛いつわりの時期がやってきますよね。
つわりの度合いはそれぞれですし、辛い日もあれば少し調子の良い日があったりと波があることもあります。
自分よりもっと辛いつわりの人もいると言われても、辛いものは辛いですよね。
私の場合は、生理が遅れて1週間後に妊娠していることが分かったので妊娠5週目で、その4日後にはつわりと思われる症状が起こり始めました。
つわりが始まると「これがつわりか〜!」と妊娠を実感したのもつかの間、毎日24時間続く逃れられない苦しみが始まりました。
食べられるもの、飲めるものは日によって、そしてタイミングによってコロコロ変わり、前日には食べられていた唯一のものをまとめ買いした翌日には目にするのも不可能となっていたり・・・
体験談が長くなってしまいましたが、共感していただける方も多いのではないでしょうか。
妊娠・つわり中、カフェインやアルコール類は避けた方が良いという知識はありますよね。
ではノンカフェインのハーブティーはどうなのか・・・
ハーブは子宮に働きかけるものがある
ハーブによっては子宮に働きかける子宮収縮作用や子宮強壮作用を持つもの、女性ホルモンに影響を与える作用を持つものがあります。
ただし、ハーブはお薬ではないので飲用したからといってすぐに効果が現れたりすることはありません。
ではハーブティーを飲んでもいいの・・・?
私は飲みませんでした。
つわり中はおそらく妊娠初期または中期です。(それぞれなので、出産まで続く方もいます)
その時期は赤ちゃんの重要な器官が作られたりする大切な時期です。
たとえハーブはお薬ではないと言っても、後で不安が付きまとうような行為はなるべくしない方が安心です。
妊娠中は心も体も敏感です。一度不安がよぎると、どんどん積もっていきますよね。
「やっぱりあの時こうしていれば」「〜しなければよかった」と思う心当たりは少しでも少ない方が良いです。
もしどうしても飲みたい場合は医師に相談してからの使用をオススメします。
特に妊娠・つわり中は嗅覚や味覚が変化していたり、敏感になっていることもあるので、医師に相談した上で自分の体調や気分と相談しながら、ハーブを役立ててみてくださいね。
妊娠・つわり中におすすめの飲み物
妊娠前は愛用していたコーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含むもの、そしてハーブティーも飲めないとすると一体何を楽しみにしたら・・・そんな思いになる方も少なくないと思います。
妊娠・つわり中の味覚や、辛さはそれぞれなので、もし取り入れられそうなものがあれば参考にしてみてくださいね。
ノンカフェインそば茶
そば茶は妊娠時におすすめの飲み物とされています。
もちろんカフェインも含まれていません。
香りは香ばしく、やや強いです。
もしこの香りが苦手・受け付けない場合はオススメできません。
ちなみに私は愛用していました。
糖分が含まれていない炭酸水&レモンorライムなど
炭酸水も妊娠・つわり中にはおすすめです。
つわりの症状を軽減させる効果も期待できるそうですよ。
ただし、妊娠中の糖分の摂取には気をつけなければならないので、無糖のものがオススメです。
また、体が受け付けるようであればレモンやライムなどを浮かべるのも良かったです。
つわり中にチビチビと愛用していました。
白湯にレモンorライム
暖かい飲み物を受け付ける日は、白湯にレモンやライムを浮かべるのもオススメです。
胃が弱い方は注意してくださいね。
熱湯に生姜
生姜には吐き気を軽減する作用があります。
実家に帰った時に母が出してくれたのが、熱湯にすり下ろした生姜をいれたものです。
私はつわり中でも飲むことができました。
調子の良い日はキッチンに立てそうなタイミングで作っておき、たまに春雨をいれてみた日もあります。
もしもう少し味のついたものが飲めそうな時は、そこに少量の塩やコンソメスープの素、鶏がらスープの素などを加えても良いかもしれません。
つわりの症状は人それぞれ違いますよね。
無理をせず、自分の体の声に耳を傾けて過ごしてくださいね。