こんにちは!poco-a-poco(@a__poco)です!
演奏会に招待されると、
喜んでもらえる差し入れをしたい!
気の利いたものを差し入れたい!
と、差し入れ選びに迷ってしまいますよね。
私自身も、知り合いの演奏会やライブに招待されると、差し入れ選びにはとても悩みます。
相手との関係性によっては、何日も前からデパートに通い、当日までに予約をしたり、配送の手配をしたり…
(演奏者のお顔を思い浮かべながら差し入れを選ぶ時間も、それはそれで楽しいのですけどもね)
また、私自身も、演奏会をすると、お客様や知り合いから差し入れをいただくことがあります。
今回は、私自身の経験も踏まえて、
演奏会のおすすめ差し入れと選び方のポイント
をお伝えしていきます。
演奏会の差し入れマナーについては、前の記事で紹介しているので、ぜひご覧くださいませ。
[adcode] こんにちは!poco-a-poco(@a__poco)です! 私は普段、演奏関係のお仕事をしていますが、その中で、 演奏会に招待された場合、 差し入れは持っていくのがマナー? 差し入れで困らせてしまわない[…]
演奏会の差し入れは『潰れない』『割れない』『傷まない』『重くない』の基準がおすすめ
さて、演奏会の差し入れは、演奏者にとって基本的には全て嬉しいものです。
もし、演奏会の差し入れに迷ったら、まずは演奏者の好みのものを差し入れるのがおすすめです。
しかし、知人の演奏会に招待されると、
『華やかな場に相応しい何かを差し入れたい!』
と張り切ってしまいますよね。
そんな時は、
潰れないもの
割れないもの
傷まないもの
重くないもの
を選ぶのがおすすめです。
『潰れない』『割れない』『傷まない』『重くない』がおすすめの理由
演奏会当日の演奏者は荷物がいっぱい!
演奏会当日の演奏者は、実は手荷物がいっぱいです。
楽譜やシューズ、衣装、楽器…
演奏会の規模にもよりますが、とくにドレスを持ち運ぶ場合は、ドレスケースやキャリーケースで現場入りする人も多くいます。
そんな『手荷物がいっぱい』の状態なので、
潰れやすいものや割れやすいものは、細心の注意が必要になります。
また、差し入れは複数いただくこともあるので、一つの袋や箱にまとめて持ち帰る人もいます。
『○○が入っています』と言われれば、まだ注意はできますが、
中には、何が入っているか分からないこともあるので、適切な扱いを出来ない場合もあります。
演奏会当日にすぐ食べられるとは限らない
差し入れは、受け付けに預けて休憩中に演奏者の手に渡ることもあれば、終演後直接演奏者に渡す場合もあります。
前者では、タイミングがあれば、休憩中に差し入れを開けたり食べたりする人もいますが、
演奏に集中するため、自分のコンディションのために、休憩中には差し入れを食べない人も多くいます。
とくに、
差し入れを受け付けに預けるケースでは、『傷むもの』の適切な保管の保証はありません。
また、演奏会が終わっても、すぐに帰ることができるわけではないので、
傷みやすいものは、演奏者も少々困惑してしまうかもしれません…
(もちろん、どの演奏者も、お気持ちはきちんと嬉しくいただいていますよ)
演奏会当日は移動・打ち上げの予定がある人も
演奏会終了後は、
帰宅まで時間がかかったり、打ち上げや会食があるケースもあります。
自身の車で移動する場合は、車に荷物を乗せておいたり、そのまま打ち上げ等がある場合は、あまりにも荷物が多ければ一度コインロッカーに預ける人もいます。
この場合は、『傷みやすいもの』の適切な保管の保証がなく、また『傷みやすいもの』だと知らずに時間が経過してしまうこともあります。
演奏者がおすすめする『潰れない』『割れない』『傷まない』『重くない』ってどんなもの?
さて、演奏会の差し入れは、
『潰れない』『割れない』『傷まない』『重くない』ものを選べば、間違いがありません!
以下のものを参考に、『潰れない』『割れない』『傷まない』『重くない』ものを選んでみてくださいね。
【潰れるもの】
- ケーキ
- パン
- 箱に入っていない柔らかいお菓子
- お花(一輪だと潰れやすいので、ミニブーケやアレンジメントに変えるなど)
【割れるもの】
- 陶器
- ガラス類
- グラス
- ビン類(お酒やジャム)
【傷むもの】
- 要冷蔵の飲み物・食べ物
- 生のケーキ
- アイス
- 要冷蔵のフルーツ
- お惣菜
- 手作りのお菓子
【重たいもの(大きいもの)】
- 大きな人形
- お酒やワイン
- 大きすぎる花束
- 鉢植えのお花や植物
- 美容家電などの小型家電
- 陶器
その他、
『匂いが強いもの』は困惑してしまう演奏者が多い
ので、
包装していても強く香る入浴剤
漬物などの強い匂いを発する食べ物
なども避けた方が良いでしょう。
もっと喜ばれる!演奏会のおすすめ差し入れ選び方
さて、演奏会の差し入れは、多くの演奏者は、基本的にはそのお気持ちだけでも本当に嬉しいと思っています。
ですが、先に紹介した通り、演奏会の差し入れはを持っていく場合は『潰れない』『割れない』『傷まない』『重くない』で選ぶと、演奏者に喜ばれます。
さらに、
こんな形・ラッピング・包装だともっと喜ばれる
というおすすめの差し入れの選び方を紹介します。
- 手提げ袋に入っているもの
- 持ち運びやすい取手付きのもの
- 個包装のもの
- 日持ちのするもの
- 入浴剤やハンカチなどのコンパクトな小物類
- コーヒー・紅茶・ハーブティーなどのコンパクトで軽い茶葉類
演奏会当日の演奏者は、手荷物が多く、まるで小旅行ほどの荷物を持ち歩いています。
そのため、差し入れには、手提げ袋や取手付きの『持ち運びやすいもの』が喜ばれます。
また、ソロコンサートではない場合は、楽屋の部屋割りが複数人で一つの楽屋の場合があります。
この場合、個包装の差し入れは、メンバーでシェアしたりできる他、
他の演奏者への気遣いにもなり、楽屋も華やぎます。
アンサンブルやオーケストラ、合唱などの大所帯の演奏会で個人的に差し入れをする場合には、あまり大きな差し入れよりも、コンパクトなものが好まれることもあります。
私自身も、複数人のうちの一人としてステージに上がる場合には、自分一人のステージではないと考えるため、あまり華やかな差し入れをいただくと、周りの演奏者へ気を遣ってしまいます。
もしも、大人数での演奏会で個人的に差し入れをする場合は、ハンカチや入浴剤、コーヒー・紅茶・ハーブティーなど、コンパクトなもので演奏者本人の好みのものを差し入れするのが、スマートだと感じます。
演奏者の中に、複数人知り合いがいる場合や、フランクな雰囲気の演奏会では、
皆さんでどうぞ!という形での差し入れも、楽屋が華やぐので、おすすめです。
演奏会に招待されると、差し入れに気を遣ってしまいますが、
演奏者としては、聴きに来ていただくだけで十分嬉しいのです!
でも、もし演奏者に差し入れを手渡したいという場合は、
演奏者も喜んで受け取ってくれるはずですよ!