秋もまだまだ紫外線ケアを!
そろそろ本格的に秋が深まってきましたね。
感じる風がスーッと気持ちが良いので、夏よりも紫外線ケアを怠ってしまったりしませんか?
紫外線の刺激をカットするには、お肌に負担となってしまう成分を使用することになるので、出来れば涼しくなってきたら控えたいな〜と思い始めている今日この頃です。
夏以外にも紫外線は一年中浴びているので、本当なら紫外線ケアは年中怠ることの出来ないものなんですよね。
そこで、UVケアも出来てさらに美しいパール感が絶妙のパウダーファンデーションを作ってみました♡
パタパタとはたくだけなので、軽くて楽チン♡
褒められるパーン!と光を跳ね返すパール感♡のファンデーションは手作りで安心成分
今回はパウダーファンデーションのベースとなるものにマイカパウダーを使用しました。
そこに色合いを決めていく酸化鉄や艶を出すパール系のマイカ、紫外線散乱剤となる二酸化チタンや酸化亜鉛、そしてシミ・シワを隠してソフトな仕上がりにしてくれる無水ケイ酸などを組み合わせてみました。
パール系のマイカは一つ持っていると、口紅やリップグロス、チークなど様々なコスメに使用することが出来るので便利ですよ♡
このパール感が光をパーン!と跳ね返してくれるので、ハリと艶のある綺麗なお肌に見えるのです♡
そして、この手作りのパウダーファンデーションの成分は何年か前から人気のミネラルファンデーションと同じなのですね。
もちろん各メーカーでミネラル=鉱物の質やコーティングなどの研究があって仕上がりに違いが出てくるのだとは思いますが、こんなに手軽にコストパフォーマンスも最良のミネラルファンデーションが作れるのなら惜しみなく使うことが出来ますよね!
UVケアも出来る!絶妙パール感パウダーファンデーション 作り方
用意するもの
■マイカパウダー・・・10g
■酸化鉄・・・ライトブラウン・イエロー・レッド 耳かき1杯ずつくらい
■二酸化チタン・・・0.5g
■酸化亜鉛・・・0.5g
■無水ケイ酸パウダー・・・0.1g
■パール系マイカ・・・お好みで
■乳鉢もしくはチャック付きの小袋
作り方
全ての材料を乳鉢もしくはチャック付きの袋に入れてよくすり合わせます。
ファンデーションの色合いは酸化鉄で調整していくのですが、よく使用するファンデーションの色合いに近づくように酸化鉄を耳かき1杯ほどずつ使用します。
お肌がイエローベースの方は【ライトブラウン:イエロー=1:1】に少しづつレッドを加えていくと良いですよ。
また、逆のパターンでお肌の色が明るい方は【ライトブラウン:レッド=1:1】に少しずつイエローを加えて調節してみてくださいね。
このファンデーションの良いところは欲しいパール感が調節できるところにもあります♡
ちなみに私はどちらかというとイエローベースなので使用するパールマイカはゴールドのものを使用するようにしています。
パールマイカを少しずつ加えながら、手の甲につけてみてちょうど良いパール感になるまで調節します。
乳鉢は粉の手作りコスメを作成するのにあると便利ですが、チャック付きの袋などに入れてよく混ざるまで擦り合せる方法でも可能です。
二酸化チタン
二酸化チタンは化粧品によく使用される紫外線散乱剤です。
紫外線吸収剤とは違い肌負担が少なく紫外線ケアが出来ます。
また、汗を抑えたりシミ・シワ・毛穴を目立たなくしてくれる効果もあります。
ナノサイズにされた二酸化チタンもありますが、粉が細い分お肌への馴染みが良い代わりに、表面積が増えることによって光による活性酸素の発生がデメリットです。
最近ではコーティングされた二酸化チタンがあり、こちらは活性酸素を抑えてくれるのでオススメです。
酸化亜鉛
酸化亜鉛も紫外線散乱剤です。
マット感がでるのでパウダーの調整にもなりますね。
あまり入れすぎてしまうと乾燥してしまうので全体の量の10%くらいの量がちょうど良いかもしれません。
酸化亜鉛もコーティングされたものの方が活性酸素を抑えてくれるのでおすすめです。
無水ケイ酸
シミ・シワを隠してくれて、くすみ防止の効果があります。
また、皮脂を吸着してくれる役割もあるので少し配合すると仕上がりが良くなりますよ。
入れすぎると乾燥してしまうので1〜3%くらいを目安にしています。
少量を加えることでファンデーションの滑りもふわっとよくなりましたね!
今回は普段惜しみなく使える、そしてUVケアが出来る成分安全なファンデーションが欲しくて作成してみたのですが、パールマイカを加えることで思ったよりツヤ感が好みのファンデーションが出来ました♡
まだまだ日差しが強いので、UVケアはちゃんとしたい!でもクリームは塗り重ねたくない!という希望を叶えてくれる軽い着け心地です。普段の紫外線程度なら十分です!
パールマイカは少し多いかな〜という分量を配合したことで立体的な艶のあるパウダーファンデーションに仕上がりましたよ♡
マイカ(白雲母)はセリサイトという絹雲母を粉末にしたものを使用しても可能です。
マイカよりもソフトな仕上がりになるようなのでセリサイトでも作ってみたいですね。
キラキラ感はマイカの方があるので、季節やシーンなどにあわせてお好みで使用してみてくださいね♡
この記事で使用した材料
無水ケイ酸パウダーはアマゾンさんには商品がないので、オレンジフラワーさんなどの手作りコスメ基材を扱っているところで手に入ります。