こんにちは!poco-a-poco(@a__poco)です!
・人前でも我慢できないほど、頭がかゆい…
・頭皮にニキビができる
・頭皮にかさぶたができたり、フケが多い気がする
こんな頭皮トラブルに悩んでいませんか?
頭皮の悩みって、なかなか人には言えない、こんな人は多いですよね。
私も、自分が頭皮湿疹だと気が付くまで、
『頭皮がかゆい=不潔』
というイメージで、人前で頭をかくのが恥ずかしくて、とにかく辛いかゆみを我慢していました。
今回は、私が『頭がかゆい・頭皮湿疹・ニキビ』を全て克服した方法・対策として見直したシャンプー&洗剤についてお伝えします。
同じように、頭がかゆくて頭皮湿疹やニキビでお悩みの人に、少しでも改善のきっかけになりますように。
『頭かゆい・頭皮湿疹・ニキビ』に間違えていた対策
さて、『頭かゆい・頭皮湿疹・ニキビ』対策として、真っ先に取り入れたのが、
薬用シャンプー
フケ・かゆみシャンプー
スカルプシャンプー
殺菌効果のあるシャンプー
など、頭皮のかゆみに良いとされるシャンプー達です。
かゆい=頭皮がきちんと洗えていない
という事だと思っていたので、まずはシャンプーを変えてみました。
しかし、洗った直後だというのに、かゆい!
しかも、様々な箇所が次々とかゆい!
同じような方は、このストレス、お分かりでしょう…
さらに私は、この頭皮のかゆみと同時に蕁麻疹も出るようになっていたので、毎日頭の中は『痒み』でいっぱい!
ついには、頭皮がかゆいだけではなく、頭皮にニキビの様なデキモノもでき、かさぶたができるようになったり、掻きすぎて血が出てしまったり、フケのようなものがたくさん出るようになったり、もう我慢の限界だ!と思い皮膚科を受診しました。
皮膚科では、頭皮がかゆい時につけるお薬と、かゆみ止めの飲み薬をもらい、
・『食生活を見直す』
・『シャンプーに原因があるかもしれない』
という情報をもらいました。
そこで、シャンプーの成分についてしっかりと調べ今の自分にあったシャンプーを探す、という長い長い旅が始まりました。
シャンプーについて調べて試していく内に、今まで対策として試してきた薬用シャンプーやスカルプシャンプー、殺菌作用のあるシャンプーのほとんどが私にとって合っていなかったことが分かったのです。
香り重視で選んでいた!シャンプーの成分の重要性
頭皮のためにシャンプーを変える【成分を見極める】
成分を調べて、ようやく探し当てた、
『これなら!』
と思うシャンプーでも、試してみるとやはりかゆくなるものも多く、自分に合ったシャンプーにたどり着くまで、私は3年ほどの時間がかかりました。
さらに、同じように頭皮のかゆみで悩んでいる方が『使ってよかった』というシャンプーでも、かゆくなってしまうシャンプーもたくさんありました。
そもそも、シャンプーの成分をきちんとチェックしていなかったのです。
まずは、シャンプーを選ぶ際にチェックすべき項目をお伝えしておきましょう。
最初にチェックするのは、何と言っても、
合成界面活性剤の項目
です。
中でも
・『ラウリル硫酸』
・『ラウレス硫酸』
・『スルホン酸』
などは、市販のシャンプーによく使われているチェックすべき合成界面活性剤です。
これらの合成界面活性剤は、安価な上に、泡立ちを良くし、強い洗浄力や脱脂力をもつ洗浄剤です。
しかし、硫酸系の洗浄剤は細胞を殺してタンパク変性を起こすので、頭皮を傷め、バリア機能を破壊して、免疫力が低下してしまいます。
そして、頭皮や髪の毛の油分を奪って乾燥させるため、それらを緩和する目的としてシリコンが使われていることがあります。
合成界面活性剤によってバリア機能が低下すると、頭皮のアレルギー性反応やトラブルに直結してしまうのです。
つまり、
合成界面活性剤は必要な細胞も不要な細胞も全て取り払ってしまうとても刺激が強いもの
なのです。
シャンプーの成分表は、配合量の多いものから順番に表示されているので、これらの成分が上位に表示されていれば、強い洗浄成分がメインのシャンプーということになります。
シャンプーは、成分の違いから大まかに次の3つに分類する事が出来ます。
高級アルコール系シャンプー
■泡立ち・・・◎
■洗浄力・・・◎
■髪・頭皮への優しさ・・・×
■成分・・・ラウレス-3硫酸ナトリウム、オレフィン、スルホン酸ナトリウムなど
髪の毛や頭皮への刺激が、非常に強いです。
頭皮のバリア機能を破壊するため、様々なアレルギー性反応や肌トラブルを起こします。
石けんシャンプー
■泡立ち・・・△
■洗浄力・・・◎
■髪・頭皮への優しさ・・・髪→× 頭皮→〇
■成分・・・脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、石けん素地など
頭皮や皮膚に刺激がなく、かつ、すっきりと頭皮を洗い上げることができます。
一方、髪の毛には、ガサつきやゴワゴワ、カラーの落ちやすさなどがあります。
頭皮の状態を弱酸性に戻すためのリンスは、欠かせません。
また、慣れないうちは、泡立ちに不満がある人も。
アミノ酸系シャンプー(グルタミン酸系)
■泡立ち・・・△
■洗浄力・・・△
■髪・頭皮への優しさ・・・△
■成分・・・ココイルグルタミン酸Naなど
人体を構成するアミノ酸をベースとしているため、基本的には安全性の高い成分ですが、頭皮に吸着しやすくかゆくなることがあります。
また、泡立ちもあまりよくないものが多いですね。
アミノ酸系シャンプー(タウリン系)
■泡立ち・・・△
■洗浄力・・・△
■髪・頭皮への優しさ・・・◎
■成分・・・ココイルメチルタウリンNaなど
髪の毛や頭皮に刺激が少ないシャンプーです。
泡立ちが物足りないものもあります。
アミノ酸系シャンプー(ベタイン系)
■泡立ち・・・〇
■洗浄力・・・〇
■髪・頭皮へのやさしさ・・・◎
■成分・・・コカミドプロピルベタインなど
適度な洗浄力があり、かつ頭皮や髪の毛にも優しい成分です。
現在、私は、ベタイン系シャンプーをメインに使っています!
しかし、一番のネックは、良いベタイン系シャンプーほど、価格が手ごろではなくなる点。
【頭かゆい・頭皮湿疹・ニキビ】実際に使用して改善されたシャンプー
頭かゆい・頭皮湿疹・ニキビ
これらをすべて克服するには、当然、シャンプーの見直しだけではなく、食生活の改善なども行う必要があります。
私自身も、シャンプーによってのみ、頭皮湿疹が改善されたのではありません。
しかし、近年、シャンプーによる頭皮トラブルは非常に増えていますから、頭がかゆい・頭皮湿疹・ニキビで悩む人は、さらに慎重にシャンプーを選でおくのに越したことはありません!
先にお伝えしたように、まず避けたいのは
・ラウリル硫酸
・ラウレス硫酸
などが含まれる、『高級アルコール系シャンプー』と呼ばれるものです。
頭皮トラブルで悩んでいる人の中には、シャンプー探しの長い旅をしている人も、きっと多いことでしょう!
私自身も、高級アルコール系シャンプー以外の石けんシャンプー・アミノ酸系シャンプーをいくつも試してきました。
しかし、アミノ酸系シャンプーでも、頭皮がかゆくなってしまうものも、いくつもありました。
今まで使用したシャンプーの中で、
頭かゆい・頭皮湿疹・ニキビが改善されたシャンプー
を少し紹介します。
ソンバーユ馬油シャンプー(石けんシャンプー)
馬油の元祖『ソンバーユ』の、石けんシャンプーです。
洗浄成分の98%以上が馬油を主原料として作られた純石けんのシャンプーです。
とてもシンプルな成分で出来ていて、頭以外に、顔や体にも使えますよ♡
固形石けんの液体バージョンと思ってもらうと、イメージがしやすいかもしれませんね。
毛穴がきゅっと引き締まり、抜け毛が激減します。
石けんシャンプーなので、シャンプー後は髪がアルカリ性の状態に傾き、ゴワゴワします。
髪の毛を酸性の状態に戻すため、同じソンバーユのリンスか、クエン酸やお酢リンスなどを自分で作って、必ずリンスをしてくださいね。
髪の毛・頭皮以外の使用感も、抜群に良かったです!
ただし、洗浄力はそれほど強くないので、スッキリしたい方には少し物足りないかもしれません。
エスケーしっとりせっけんシャンプー(石けんシャンプー)
純石けんをベースに、保湿成分のグリセリンが配合されています。
こちらももちろんリンスは必要ですが、かなりしっとりとまとまります。
また、こちらのシャンプーは
フローラル系の香りがしっかりと残る♡
石けんシャンプーの香りが物足りない、という方にはオススメです!
泡切れも良く、使い心地抜群です。
背中ニキビや蕁麻疹も改善されました。
オブ・コスメティックス ソープオブヘア・1-ROスキャルプ 『ローズブーケの香り』(アミノ酸系シャンプー)
石けんシャンプーは、頭皮には刺激が少なく優しいので、頭皮のかゆみや湿疹、フケ、かさぶた、などは改善されたのですが、石けん成分により水に含まれるカルシウムやマグネシウムと反応してできる石けんカスによって、髪の毛にゴワゴワ感が生まれてしまうのが、唯一のデメリットでした。
こちらのアミノ酸系シャンプーは、頭皮にやさしいだけではなく、髪の毛にも優しいので、しっかりとまとまります。
頭皮のかゆみも起こらず、髪の毛の状態も良かったのがこちらのシャンプーです。
また、お花の香りが、気持ちも豊かにしてくれます♡
スウィーツソーパー ボンヌプランツシリーズ シャンプー ローズ&ネロリ(アミノ酸ベタイン系シャンプー)
アミノ酸ベタイン系シャンプーです。
こちらもかゆみ、湿疹ゼロです!
なかなかしっとりまとまります。
こちらのシャンプーは、ローズとネロリのアロマの香りがとっても心地良いんですよ♡
合成的な香りではなく、穏やかなアロマの香りです。
他には、シトラス・ミント、ラベンダーの香りがあるので、香りを選ぶ楽しさもあるシャンプーです。
ソープオブヘアのシャンプーが自分に合うと判明してからしばらくは、ソープオブヘアのシャンプーを使用していたのですが、お値段が少しお高めなので別のシャンプーを探していたところ出会いました。
スイーツソーパーさんは、自然由来成分100%の手作り化粧品原料のブランドです。
試行錯誤しながら、信ぴょう性のある成分を選び抜いて作られたハンドメイド製品がほとんどだそうですよ。
頭皮・背中などの湿疹対策!柔軟剤をやめました!
頭かゆい・頭皮湿疹・ニキビに悩む人の中には、頭だけではなく背中にもかゆみやデキモノができる、という人も多いですよね。
私も、背中や内ももなど皮膚が薄い箇所に、かゆみや蕁麻疹ができていました。
私の場合は、皮膚科で
『柔軟剤や香料が刺激になって皮膚トラブルが起きることがある』
という情報をいただいたので、柔軟剤や香料の入っている洗剤をやめました。
柔軟剤の柔軟効果をもたらす成分は、もともと殺菌などに使われるもので、かなり皮膚刺激性などが強いものです。
そのほとんどは、
『使う人の体質によってまれにアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分』
として指定されている成分です。
衣類に柔軟効果をもたらすためには、この成分を衣類に残さないといけません。
また、最近は香料の配合量の多い柔軟剤が多く、この香料がアレルギーを引き起こすこともあります。
私の頭皮湿疹やかゆみは、まずシャンプーを変えた時点でかなり改善され、その次に行った『柔軟剤をやめる』という方法で頭皮を含めた全身の様々なかゆみ・湿疹問題が解決されました。
もしかしたら、衣類に残留した柔軟成分や香料などによってアレルギーの反応が出ていたのかもしれません。
実際に、頭皮湿疹や蕁麻疹を克服した今でも、柔軟剤や香料が強い洗剤を使用すると、即座にかゆみが起こります。
最近は石けん洗剤用の洗濯物リンスなども売っていますし、洗濯洗剤を液体石けんに変えたり、酸素系漂白剤などを組み合わせながら洗濯をすることで柔軟剤などに含まれる成分でアレルギーが起きるのを防ぐことができますよ。
ちなみに、私は、『ハッピーエレファント』という
天然酵母が生み出す洗浄成分で作った洗濯洗剤
を使用しています。
合成界面活性剤を一切使用せず、食品成分で作られた洗剤です。
衣類への成分残留の不安もありません。
また、すすぎが一回でよいので、節水にもなりますよ♪
香りを纏う方法は、柔軟剤以外にもあるので、アレルギー反応のリスクのある香料や柔軟成分は使用しなくても良いはずです!(…というよりも、もう怖くて使えません!)
辛い頭皮のかゆみ・湿疹にお悩みの方の参考になれば嬉しいです♡